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今回はオーストラリアの紫外線の取り組みについて書いていきたいと思います。
オーストラリアは紫外線を吸収してくれるオゾン層が薄く、3人に2人が皮膚癌になってしまうと言われています。
このような事情からオーストラリアでは1980年代から「サンスマートプログラム」により、紫外線による健康被害の予防に力を注いでいます。
まずはこのプログラムのスローガンをご紹介しますね。
◆slip・・・Slip on a long sleeved shirt!
◆slop・・・Slop on some sunblock!
◆slap・・・Slap on a hat that will shade your neck!
◆wrap・・・Wrap on some sunglasses!
それぞれの解説をしていきます。
＜slip:長袖を着よう！＞
日本でも「UVカット」の衣類をよく見かけるようになりましたが、オーストラリアでは紫外線保護指数をあらわすUPFが設けられ、衣服が太陽の紫外線を遮断する効果を数値化しています。
生地は、ポリエステル・綿の混紡や綿100%の衣服は紫外線被害を95%防ぐというデータもあるそうです。
涼しげな薄い色よりは、なるべく黒っぽい色の方が紫外線を通しにくいですよ。
＜slop:日焼け止めを塗ろう！＞
日焼け止めはこまめに塗り直しましょう。
日本ではSPFの高い商品が人気ですが、オーストラリアではSPFの上限は30と決められています。その日焼け止めを2時間ごとに塗り直すよう指導しています。
＜slap:帽子を被ろう！＞
顔、首、鼻、耳、頭皮を紫外線から守るものを着用すること。オーストラリアでは8～10ｃｍのつばがある帽子をすすめています。
いくらつばの広い帽子でも地面からの反射は防げないので、サングラスや日焼け止めは使用しましよう。
＜wrap:サングラスをかけよう！＞
目に入る紫外線は日焼けだけでなく、目の痛みや白内障の原因ともなります。
オーストラリアでは紫外線を95％以上ブロックするものを推奨。
サングラスの着用を義務付けたり購入を補助している学校もあるくらい、サングラスを紫外線対策の重要なアイテムと位置づけています。
いかがでしょうか？
日本の紫外線状況について。下の画像は気象庁のHPから見る事ができる紫外線情報です。
5月中旬の今日でも西日本は「非常に強い」～「強い」の地域が多いのが一目でわかります。
「今日の紫外線の予測分布図」（気象庁ホームページより）
紫外線対策は意識次第だと思います。
余談ですが、3月くらいから毎日出勤時に地元の駅近くでしっかりと日傘をさしている女性とすれ違います。彼女も私も毎日同じタイミングで行動しているらしく（笑）、今日もすれ違いました。
私が日傘を使うようになったのは4月からなので、彼女に紫外線対策の意識は負けているようです。ライバル（勝手に思ってます）はすでに今日はサングラスと手袋までも・・・
ご紹介したオーストラリアの「サンスマートプログラム」の取り組みは、日本に住む私たちでもすぐに実践できそうな内容です。参考になさってくださいね！
実際に紫外線による影響が深刻なオーストラリアが国をあげてまで取り組む程の事柄であることを、多くの人が認識していただければ幸いです。
ちなみに、当店で一番人気のこの商品
「日焼けしにくい肌を作る乳液」のジャネス／サンケアローションはオーストラリアで誕生した商品です。
ジャネスを作ったジャニス・S・スミス女史は自身のクリニックの湿疹の患者さんのためにサンケアローションを作りました。
普通の日焼け止めが使えないような肌が敏感な人も安心して紫外線から肌を守れるよう、植物の力を生かした乳液です。
オーストラリアならではの発想ですね！
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忙しい日常からしばし離れ、穏やかに。あなた自身との語らいの時間を演出できれば嬉しいです。
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（制作途中なのでお見苦しい点があるかもしれませんが・・・）
宜しければご覧くださいませ。
