台風が近づくと、
「頭が痛い」
「めまいがする」
「やる気が出ない」
など心身の変化を感じる事があると思います。
これは気圧の変化などにより起こる症状で気象病とも呼ばれています。
気象病には自律神経も深く関わっています。
自律神経は自分の意思とは関わりなく身体をコントロールする機能の事。
興奮状態の交感神経とリラックス状態の副交感神経がシーソーのようにバランスをとりながら身体に働いています。
しかし台風で気圧が急激に変化すると身体はそれをストレスト捉え、自律神経が対抗しようとします。
人により異なりますが、交感神経が活発になると血管が収縮し血圧が上がります。すると頭痛やめまいなどが起こります。
逆に副交感神経が活発になり、極端なリラックスモードになると眠気に襲われたり気力がなくなったりというようなことが起きます。
気象病に対処するには?
気象病には自律神経を整える事が大切です。
自律神経を整えるには、まず規則正しい生活を送ること。
朝昼晩バランスの良い食事をし、しっかり睡眠をとりましょう。
また、気圧が下がると空気中の酸素が減少します。酸素の減少も自律神経の乱れにつながりますので、ゆっくりと腹式呼吸をするのも有効だと言われています。