目 次
1. フランキンセンスのトリビア
2. フランキンセンスの使用方法と作用
3. フランキンセンスの基礎データと注意事項
1. フランキンセンスのトリビア
フランキンセンスは、カンラン科の樹木の幹から分泌される滴状の樹脂で、樹脂を水蒸気蒸留法で抽出したのが、フランキンセンスの精油です。
その名は、ラテン語のfrancus(良質の)+incense(芳香、煙)から由来しており、フランキンセンスはふわりとした柑橘系の香りの奥にスパイシーさを感じる、深みのあるウッディな香りが特徴です。
紀元2000年のエジプトでは、太陽の神ラーにフランキンセンス(乳香)の〝薫香(煙)”が捧げられました。
また、その神聖な香りは、ユダヤ教やキリスト教の儀式にも使用されてきたようです。
フランキンセンスの主成分「α-ピネン」「リモネン」「p-シメン」が、心を浄化し穏やかにするだけでなく、呼吸器系のトラブル緩和や皮膚の再生を促す効果が期待され、生活の様々な場面で活用ができます。
2. フランキンセンスの使用方法と作用
フランキンセンスの使用方法
フランキンセンスの作用
・ストレス症状の軽減
・リラックス効果
・集中力を高める効果
フランキンセンスの香りは、古くから瞑想に使われてきました。
気持ちを鎮静し心のバランスを整えると同時に、集中力を高める作用もあるとされ、ヨガにも取り入れられています。
・抗菌作用
・呼吸器トラブル改善作用
呼吸をゆっくりと深め、咳や痰を鎮める働きがあります。
・皮膚再生を促す作用
・収れん作用
・抗菌作用
皮膚にハリを与え、しわやたるみを予防。また収れん作用があるため、年齢肌のスキンケアに向きます。。
抗菌作用があるため、にきびができやすい脂性肌にも有効。
3.フランキンセンスの基礎データと注意事項
フランキンセンスの基礎データ
植物名 | フランキンセンス |
英名 | Frankincense/Olibanum |
和名 | 乳香/オリバナム |
学名 | Boswellia carterii |
科名 | カンラン科 |
主な原産地 | アラビア半島・紅海地域 |
フランキンセンスの注意事項
・妊娠初期は使用を避けて下さい。
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