目 次
1. 小麦胚芽油のトリビア
2. 小麦胚芽油の使用方法と作用
3. 小麦胚芽油の基礎データと注意事項
1. 小麦胚芽油のトリビア
小麦胚芽油(ウィートジャームオイル)は、小麦の胚芽部分を低温圧搾して抽出される琥珀色のオイルです。
種子が発芽し成長するための栄養分が豊富に含まれる胚芽油は、1トンの小麦から採れる量はわずか100グラムと貴重。
リノール酸やオレイン酸、「トコフェロール」など多くのビタミンEを含む小麦胚芽油は、新陳代謝を高め皮膚を再生させる作用を持つため、乾燥肌や荒れた肌、年齢肌のケアに向いています。
2. 小麦胚芽油の使用方法と作用
小麦胚芽油の使用方法
小麦胚芽油は、高い抱水力と優れた潤滑性を持つため、化粧品のエモリエント(角層の水分蒸発を防ぎ、潤いと柔らかさをキープする)成分として優秀です。
ビタミンEが豊富に含まれるので、年齢を重ねた肌に、夜のケアでプラスするのがおすすめ。
小麦胚芽油は、粘性が強く独特の香りを持つため、他の植物油に10%程度ブレンドして使用します。
血行促進作用があり、手足の冷えに効果的。
また、肌をやわらかく、潤いをもたらしてくれるので、ボディー、手指、爪などのマッサージ、妊娠線予防にも役立ちます。
小麦胚芽油の作用
・抗酸化作用
・肌の新陳代謝と再生を促す作用
・保湿作用
・血流促進
・冷えや筋肉の疲労回復
3.小麦胚芽油の基礎データと注意事項
小麦胚芽油の基礎データ
名前 | 小麦胚芽油、小麦胚芽オイル、コムギ胚芽油、ウィートジャームオイル |
学名 | Triticum vulgare,Triticum aestivum, |
科名 | イネ科 |
抽出方法 | コムギ胚芽を低温圧搾、溶剤抽出 |
色 | 琥珀色 |
使用期限の目安 | 開封後3~4ヵ月程度 |
主な脂肪酸 | リノール酸、オレイン酸、リノレン酸 |
主な原産地 | 中央アジア、西アジア |
小麦胚芽油の注意事項
・小麦アレルギーの人は使用を控えてください。

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