こんにちは!スタッフの川合です。
オーガニックコスメNo.1ではお買い物をしてくださったお客様へ【月刊organic no.1 and happy moments】という、ちょっとしたご案内を同梱しています。
今回は2022年7月号に掲載したコラムをこちらで紹介しますね。
界面活性剤は悪者か?
悪者にされがちな界面活性剤ですが、化粧品を作る時には欠かせない成分。
敬遠される石油系ばかりでなく、植物などの自然界のものが原料になることも。
界面活性剤というのは、物と物の境目=「界面」を大きく変化させる物質の事。
上の図のような形をしています。
水に馴染みやすい「親水基」と油に馴染みやすい「疎水機(親油基)」を持ち、それぞれの表面張力を弱め、混ざり合わせます。
界面活性剤は成分によりいくつかの作用があり、化粧品に入っているものの役割としては、乳化・可溶化作用が代表的。
よく耳にする乳化剤というのは、界面活性剤の一つです。
O/W型(oil in water)
W/O型(water in oil)
自然由来の界面活性剤で有名な「レシチン」は大豆に含まれる「レシチン」問う成分が原料。
しかし、天然のレシチンは不安定で酸化しやすいため、水素を添加して安定化させます。そのため「水添レシチン」という表記になっています。
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