<2種類の女性ホルモン>
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり
それぞれ「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」とも呼ばれます。
<月経周期における女性ホルモン量の変化>
※画像は http://ima-colle.jp/mypages/1064/15348 より
月経周期における体内での女性ホルモン量は上のグラフのように変化していて
「排卵」より前は エストロゲン > プロゲステロン、排卵後は
プロゲステロン > エストロゲン というバランスでその周期が繰り返されます。
<何事もバランスが大切>
エストロゲンは「女性美ホルモン☆.。.:*・」として注目されやすい反面、プロゲステロンには
肌トラブルを起こしやすい、むくみをもたらすなどのマイナスなイメージがあるため
有り難くないもののように思われがちですが、少なければ良いというわけではありません。
プロゲステロンの主な働きは妊娠を助けることで、受精卵を子宮内膜に着床しやすくし
妊娠した際には妊娠を継続させる、いわば「お母さんホルモン」です。
その他、血糖値を正常にする、体脂肪を減少させる、そしてエストロゲンが過剰に
ならないように抑制してくれる働きもあります。乳がんや子宮がんはエストロゲン過剰が
原因で起こることも多いため、プロゲステロンはその予防にも役立ってくれていますよ。
あくまでも2つのホルモンのバランスが大事なんですね。
<おとめ心と秋の空>
私がいつも思うのは、女性はひと月の間に
◆女性美ホルモンが優位に(ここでパートナーを惹きつける)
↓
◆排卵
↓
◆プルゲステロンを優位に(お母さんになる準備を整える)
のサイクルを繰り返していて、慌ただしい生き物だなぁということです。
変わりやすいものの例えで「おとめ心と秋の空」と言われますが
女性は日々、刻々と体の中が変化しているのだから致し方ありませんね ( ✿˘︶˘✿ ).。.:* ♬*゜
まわりの男性がそれらを理解して、包容力を発揮してくれたらとっても有難いです(笑)