入口 ドア

今はナチュラルコスメの仕事に携わっている私ですが、その前までは全く畑違いな職種でした。

この道に進むきっかけになった、小さな小さな入り口。
まだまだ若かった私が直面した出来事と、その時に出会い・支えてくれた香りについて今回は書いていこうと思います。

 

目次

1 30歳、順風満帆な私を襲った焦燥感
2 鬼の指導が始まる そしてサザエさん症候群
3 香りが心に染みた時
4 香りは人生を変えた!
5 このブログで伝えたかった事

 

1 30歳、順風満帆な私を襲った焦燥感

女性会社員

超氷河期と言われる1999年、三流大学にも関わらず、運よく一部上場の金融機関に就職。
一般職から営業へ転向し、20代後半に大きな支店へ異動。
プライベートも充実し、他から見れば順調そうに見えていたと思いますが・・

 

怖い上司

次に来た支店長は、優秀な営業員が集まり、活気に溢れていた支店をたった半年でガタガタにしてしまいました。

そんな支店に新たな支店長として赴任してきた「再生請負人」。
支店長と言っても肩書は「常務」。
努力でその地位を掴んだ人で、スパルタ度は社内でも有名でした。

着任直後から、役職の高い人・優秀な営業員は強烈な直接指導が始まりました。
疲弊していく人たちを気の毒に思いながらも、下っ端の私としては他人事。

ところが・・・

 

挨拶した時に、何気なく話をされ。

その場を早く逃げ出したかったのか、
はたまた努力することをアピールしたかったのか、
最後に
「頑張ります!」
と言った私へ、冷たく言い放たれた言葉が

「頑張らなくていいから仕事して」

 

あまりにも恐怖で、直属の上司にその過程を報告→相談。
「頑張ります」は常務の一番嫌う言葉であることを知ったのです。

私よりも困った表情の上司を見て理解しました。

落ち込むOL

 

私は地雷を踏んでしまった・・・

 

2  鬼の指導が始まる そしてサザエさん症候群

上司の指導

この出来事がきっかけになったのか、
成績が下がっているのが目についたのか、
当時珍しかった女性の転勤者だからか・・・

私は「再生請負人」のターゲットになってしまいました。

 

毎週月曜日、常務へ1週間の活動報告をする事に。

営業活動はすべてシステム管理されているため、分刻みで時系列で表示されます。

不自然な空き時間は、何をしていたか?
長電話や、長い訪問は何を話したか追及。

すぐに答えられないと、厳しい指導が。

 

サザエさん症候群

月曜日が辛い。
日曜日の夕方から襲われる負の感情。

そう、これがあの「サザエさん症候群」。

大声をあげて怒られた方が、まだマシです。

常務の言ってることは全て正論で、
私の弱い部分、欠点を露呈し、静かに追い込んできます。

 

しかし、
そのような状況に置かれても、しっかり眠れ、心の病気にもならず、体調も良好。

心身共に健康でいられた理由とは・・・

 

3 香りが心に染みた時

私を支えてくれた2つのこと。

同僚の支え

食事会

この状況を実際に見ていない人に話したって、
「かわいそうに」と同情してくれるくらい。

本当に理解してくれるのは、全てを見ている同僚です。
ありがたいことに、先輩・同期・後輩が大勢いてくれたので、ランチタイムや退社後に、一緒になって悪口(笑)を言ってくれたり、たわいもない話で、ストレスを発散することができました。

アロマとの出会い

当時、毎週火曜日はピラティス、木曜日はヨガに通っていました。

オンとオフと切り替えるために、体を動かす2日間はとても大切。
「再生請負人」が転任してくる少し前から通い始めていました。

ヨガは「アロマヒーリングヨガ」と呼ばれるプログラムで、月替わりで様々な香りのアロマを焚いたスタジオでヨガをします。

先生が選んでくれたアロマも、
「良い香り♪」くらいで、ヨガの脇役的存在でした。

 

ヨガ

しかし、突然私の全身に染み渡った香りが!

その時の香りが
“フランキンセンス”

初めて嗅いだ深く、不思議な香り。
帰りに先生から精油名を教えてもらい検索。

なぜその香りに心と体が反応したのか、すぐにわかりました。

 

<フランキンセンスの芳香成分の効能>
・イライラ
・不安
・ストレス
このような心の乱れを落ち着かせてくれます。

 

深い谷に突き落とされたような、
絶望的な気分が”香り”で救われた瞬間です。

 

フランキンセンス 

フランキンセンスの精油、はアフリカのソマリアなどに自生するカンラン科の木の樹脂から抽出されます。
遠い国の植物なので、日本で生活をしていると馴染みがないかもしれませんね。

古代エジプトでは宗教儀式で焚かれていた神聖な香りです。
今、注目を集めている「瞑想」にも適した香りだと言われています。

瞑想

先生から教えていただいた、フランキンセンスの精油とアロマランプを購入。
眠る前にお部屋に焚くと、どれだけ心身が疲れていても、グッスリ眠ることができ、リセットすることができました。

これが私のアロマライフの始まり。
小さな入り口の扉を開けたのです。

 

鬼の指導終了

自由

常務の求めることがわかってきて、少し月曜日が楽になってきた頃、突然スパルタ教育が終了しました。

その後、支店を見事復活させ、本社にお戻りになりました。

東京

「結果を出すために重要なのは”プロセス”」
これを私に伝えたいのだと、指導の後半に気づきました。

近道や平坦な道を探し、
楽な道を通ろうとする私の性格を見抜いていたのでしょうか。

「3ヵ月の徹底した指導」というプロセスは、
未熟だった私の生き方を改めさせ、
「強い心を身に着けさせる」という結果に。

 

4 香りは人生を変えた!

アロマスクール

30代中盤を過ぎたころ、
「この仕事をこのまま続けていくの?」
と悩むようになりました。

そんな時、心がまたアロマを求めました。

以前は「香りで心を落ち着かせる」
というレベルのアロマでしたが、この時は積極的に調べるようになりました。

そうする内に本格的に勉強したいと思うようになり、休日にアロマスクールへ通うように。

その時の先生がおっしゃった、

「私は好きなことを仕事にできて幸せです」

これが衝撃で!
当時の私からは絶対に言えないセリフでした。

そして、そのセリフを言いたい!と思うように。

 

地獄の3ヵ月で習得したことを実践

・結果はアロマに携わる仕事をすること。
・プロセスは、再就職までの道のりの整理と円満な退職。

 

オレンジスイート

ちなみにその時にハマった香りは”オレンジ”
毎日を気楽に
気分を前向きに

次のステップへ進むための、後押しをしてくれるような香りですね。

 

いろいろ話し合いを重ね、退職まで半年ほどかかりましたが、今は描いた通りの仕事をしています。

 

お店にいらっしゃたお客様が
「良い香り~」
と喜んでくださいます。

棚に並べられたナチュラルコスメたち。
それぞれの香りが合わさって、ショップの香りが作られます。

そんな香りに包まれながらの仕事。

紆余曲折ありながら辿り着いた私の居場所です。

 

5 このブログで伝えたかった事

新型コロナウイルスの終息が未だ見えない状況下、不安やストレスを抱えながら生活をされている方もいらっしゃると思います。

1人でも多くの人にアロマについて知ってもらいたいと思い、今回はアロマが辛い時を支てくれた経験を書きました。

香りで心が変わることがあります。
先ほども書きましたが、古代エジプト時代、すなわち紀元前から、人間は香りと関わって生きていきました。

「嗅覚」などの難しい話は今回は省略しますが、香りは本能的な感情や行動に作用します。

不安な気持ちを和らげたい
イライラを抑えたい
積極的に行動したい
穏やかになりたい

そう思う心に作用する、精油の香りをかいでみてください。

フランキンセンスの香りで、心身のバランスが保てていたこと。
オレンジの香りで、次のステップに進む決心ができたこと。

これは私の個人的な経験ですが、このブログが悩んでいる誰かのお役に立てればうれしいです。

 

思いを込めた乳液

muiui マインドフルネス 乳液

当社のオリジナルブランドmuiuiから誕生した乳液。
【マインドフルネス乳液】です。

この乳液を開発する過程でこだわったのが「香り」でした。

乳液のテーマは「マインドフルネス」。
私が絶対に入れてほしいと強く希望したのがフランキンセンスでした。

お顔のマッサージもできる乳液なので、とにかく「癒し」を感じてほしかったのです。

しかし一般的ではないフランキンセンスの香りは、配合量を間違えると、多くの人には受け入れられにくい乳液になってしまいます。

香りのプロの方に何回も比率を変えてもらい、マインドフルネス乳液が完成しました。

マインドフルネス乳液

香りが好きな方、
お顔のマッサージにご興味のある方は
ぜひお試しになってみてください。

通販マインドフルネス乳液のページへ

 

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