新型コロナウイルスの影響で、休校や休園、仕事の勤務体制に影響が出たり、、イベントも続々と中止になってしまったり。。。
得体のしれないウイルスに振り回されてしまう日々がモドカシイですね。
実は私、少し前からお茶について勉強を始めました。
ウイルス対策や花粉症対策の為に免疫力を高めたいこの時期、緑茶を飲まない手はない!と思ういろいろな効果が期待できる事がわかったので、今回は、コスメには関係ない番外編でお届しようと思います。
そもそもお茶は、ツバキ科の常緑樹で、茶葉は昔から薬として用いられてきました。
その薬効作用と味、香りの良さから、その後、庶民の飲み物として広まり現在に至ります。
緑茶に含まれる主な成分と効能
*カテキン
お茶の苦みと渋みをもたらすお茶特有の成分。
免疫力をアップしてくれる抗酸化作用、殺菌作用や消臭作用、解毒作用。
今日の本草学の始祖と言われる中国の神農が山野を駆け回って食べられる野草を探していた頃、毒草にあたってしまった時には茶葉を噛んで解毒していたそうです。
*テアニン
茶樹に含まれる特有のアミノ酸成分で上級茶に多く含まれる。
さわやかな甘みとうま味を示す重要な味成分。
心身をリラックスさせてくれる不思議な効能。
リラックスしていると全身の筋肉の緊張がほぐれて血行がよくなるので、、手足の冷えの解消にも役立ちそうですね。
*カフェイン
さわやかな苦みを醸し出す大切な味成分。
中枢神経を刺激して、利尿を促進したり、体脂肪の分解を促進。胃酸分泌をして促して消化や吸収を助ける。
お茶のカフェインは、飲んでからすぐに吸収され血中濃度が30分~1時間で最高濃度に達するため、即効性のある眠気覚ましに。
寝つきが悪い方は、就寝前のお茶は避けた方がよさそうですね。
コロナウイルスとともにこの時期気になるのが花粉症。
先日お会いした茶園のオーナーさんは、茶園に嫁いで40年。
結婚当初は、ひどい花粉症で、寝ていても鼻水が止まらなかったり熱が出たりして大変だったそう。
でも、茶園の仕事をしながら、お茶をたくさん飲んだり入浴剤などでお茶を生活に取り入れている内に、花粉症もすっかり治ってしまったそうですよ。
そのオーナーさんに教えて頂いた美味しいお茶の飲み方をいくつかご紹介しましょう。
*カテキン多めの緑茶の淹れ方
昔から、緑茶は少し冷ましたお湯で淹れると美味しい。と言われますが、熱湯で淹れるとカテキンが一番多く抽出され、苦みが増してサッパリした味になるそうです。
*美味しい冷緑茶の淹れ方
たっぷりの氷に、濃いめに淹れた緑茶を一気に注ぐ!
アイスティー(紅茶)の作り方と似ていますね。
緑茶は、興奮をもたらすカフェインとその興奮を和らげるテアニンを併せ持っているので、適度の緊張を保ちつつリラックスしたい時には最適な飲み物になりそうです。
いつもより制限の多い生活の中、必要以上にピリピリした雰囲気になったり、冷静な判断力を失っているニュースを耳にするのも悲しいものです。
免疫力を高めて健康を維持しながら、リラックス効果も期待できる緑茶を飲んで、すこしゆったりした時間を持ってみるのもよいかもしれません ♪
(参考文献 日本茶のすべてがわかる本 農文協)
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